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いじめはなくならない

いじめという問題は、実に悩ましい。

社会が存在する以上、いじめを完全に無くすことはどうやら不可能なことのようだ。

なぜ不可能かというと、概ね3つほどの巨大な理由がありそうだ。

1つ目は先述の通り、人はひとりでは無人島でもない限り生きていけないため、
社会という強力な枠組みからは逃れられずにいじめが発生してしまうから。

2つ目は人間は生物学的に考えたときに、それほど急な器質的な変化はないため、
ざっくり言うと過去にいじめが存在した以上、未来も急には無くならないと考えられるから。

3つ目は、いじめを善き事と考えて実践している人もかなり存在するからだ。

3番目の理由が最も凶悪で、いじめを肯定する者が多々いれば、
どんなに良心的で開放的で望ましい社会だろうと、いじめは無くならないだろう。

つまり、「いじめは悪」というのが社会的に広まっている正しいとされる考えだとしても、
「いじめは正義」というように考えている輩も大勢いるわけで、
表向きは社会通念に乗っかっているようで全く逆のことを心掛けている者も存在するのだ。

それが必要悪と考えているからなのか、単に快感だからなのかは当人じゃないので良くわからない。

しかし、どうせいじめは悪いことなのだから、
よくわからないタイミングで「いじめは悪いこと」と大真面目に宣言をして、
逆にいじめられる標的となってしまうようなつまらない悲劇は避けたいものだ。



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