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アドレスを交換させられた話

ある日、飲み屋に男女のペアがやってきた。

男性は多分筋肉がすごそうで、女性はやたら派手な感じであった。

女性はおとなしくしていたが、男性は周りと積極的にコミュニケーションをとっていて、
その時は初めて見るお客さんだったが、だいぶ印象が良く感じた。

しばらくして、男性は自分の卓にいた飲み屋でのリーダー格の人となにやら話し始め、
どうやらその男性は裏社会の人たちと付き合いがあり、
「もし何かあったら助けてあげるから」話に乗ってくれないか? といった、
かなり怪しげな売り込みをしていた。

リーダー格の人は自分には必要ないから大丈夫です、と断っていたが、男性はずっと食い下がっていた。

やがて男性はだったら(何故か)連れの女性とアドレス交換をしてほしい、と言い始め、
それなら、ということで(何故か)自分とアドレス交換をさせようという流れになった。

当時は意味がよくわからずに、普通に怖いな、と思いながらアドレス交換をして、
その男女が店を出た後に挨拶メールが来たので当たり障りのない返信をした。

それっきりであったが、後味の悪いものがある。
というのも、その男性は結局自身が直接連絡を取りたくなかったうえに、
連れの女性を代わりに立てることでいわば色仕掛けのようなことをし、
こちらのリーダー格の人は同様に自身が直接連絡を取りたくなかったうえに、
割と普通の立場だった自分を立てることで話を収めようとしたのだった。

後になって、ずっと絡まれていたリーダー格の人から話を聞いてみると、
その男性はおそらく実際には裏社会の人間というわけではなく、
裏社会に憧れていたちょっと残念な半端ものみたいで、特に問題ない、と言っていた。

そうは言っても、引き合いに出された自分って何だったのだろう。。。という不信感が拭えない。



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