生きていくうえで、嘘はそれなりにつくものである。

嘘の種類によっては多少の緊張もするだろうし、後ろめたいこともあるだろう。

そんな中、時に人から「嘘をつくな！」と突然キレられることがある。

自分の有利に働くように人をだまして無下にしたが故に糾弾されるならまだしも、
あまりよく分からないタイミングで怒鳴られることがある。

自分がそんなに嘘つきだったのだろうか？
何かひどいことを言ってしまったのだろうか？
何かとんでもないことをしてしまったのだろうか？

などと、いろいろ考えたこともあったが、

はっきり言って人から「嘘をつくな」と怒鳴られる筋合いはない。

人は嘘をつき続けて生きているのに、どうして一方的に叩かれるのか。
というか、嘘ついてないタイミングなんだが。

どうにも、その人たちは自分が嘘をつくのは良くて人に嘘をつかれるのは絶対に許せないようだ。

嘘をつくな、というのは、「自分は嘘をついていないのにどうして嘘をつくんだ！」という意味ではなく、
「自分は嘘をつくんだけど、お前に嘘をつかれるのはムカつくからふざけんな」
という意味のようだ。

もしかして、もっといいやり方はあったのだろうか？ などと自責して自身の成長の糧としたい。