ロゴ
 当サイトについて   プロフィール 
 日常   健康   心理学   IT   社会   作品 

 コンテンツ一覧   サイトマップ 

気弱になった先生への一言

それは小学生の時、進学塾で毎日熾烈な勉強を頑張っていた。

生徒も皆だいぶ熱心に勉強していたが、
講師もかなり熱心に授業準備に授業にクラス運営にと働いていて、とても大変そうだった。

そんなある日、いつも自信満々で余裕の見えていた先生が、
どういうわけか少し自信を無くしてしまったようで、次々とネガティブな発言をしていた。

そして、塾への不満をつらつらと述べ、やがてヒートアップしてきた後、
最終的にもう我慢ができなかった様子で、いよいよ次のような発言が飛び出してしまった。

「俺、もう先生辞める!」

なんで今日に限って急にそんなことを言うんだろうとクラス中がざわざわし、
いったいどうやって対応しようかと皆が考えあぐねていた時、
ある一人の優等生が、クラスを代表してこう言った。

「先生……やめてくださいよ!」

間。


……ん? どっちだ??

先生に、講師を辞めることを辞めてもらって、そのままずっと続けてほしいのか、
先生に対して不満があり、素直に即刻講師を辞めてほしいのか。

あまりにその性格の良い優等生が大真面目に言うものだから、
苦悩を吐露した先生に、普通に先生を続けてほしかったんだろうけど、
ある生徒の「え? どっちの辞めてほしいなの?」という発言に、
一気にクラスが爆笑の渦に包まれましたとさ。

「先生、それは辞めてくださいよ!」と言えば良かったのかも。

結局、その先生の発言はある種の冗談だったようで、
生徒の卒塾までちゃんと続投していました。めでたしめでたし。



<<戻る>>
<<「日常」カテゴリーへ戻る>>
<<トップページへ戻る>>